犬島の写真【家プロジェクト】
犬島に行ってきました。
犬島では家プロジェクトを楽しめます。
他の犬島の写真は↓です。
犬島「家プロジェクト」
家プロジェクトは、犬島に点在するアートです。
町の中に普通の家のように建っていて、犬島ではアートが身近な存在になっているようです。
犬島を散策しながら楽しむことができます。
F邸
作品名「Biota (Fauna/Flora)」
作品名は日本語だと「生物相(動物相/植物相)」で、動物も植物も含めた全ての生物といった意味です。
家の中のモクモクとした物体は、家を埋め尽くすように広がって生命力を感じます。
また、作品名の通り、動物たちの部屋と植物たちの部屋もあります。
▲家の窓から見える姿。外から見ると中で何が起きているのか気になります。
▲モクモクした部分と硬そうな部分があって格好良いです。
▲全容。今はまだ余裕がありますが、すぐに家全体に広がりそうです。
▲生物たち。
▲植物たち。
S邸
作品名「コンタクトレンズ」
丸いレンズと丸い透明板が無数にあり、向こうがそのまま見えることも、反転して見えることもあります。
覗く場所によって見える景色が変わって楽しいです。
▲大小さまざまな円で景色が楽しめます。
▲角度が変わると違う景色。
▲太陽光が反射、透過してキラキラと光ります。
▲柑橘系の木が生えている広場に建っています。
▲周りは生活道路。普通の住宅地に建っています。
A邸
作品名「Yellow Flower Dream」
アクリルで囲まれた中にベンチがあり、外から見ても中から見ても面白いです。
形は花のようで、透明な部分とカラフルな部分があります。
中に入ると、外の音が遮断されて、中の音が反射します。
視覚的にも聴覚的にも外界と遮断されたような不思議な空間でゆっくりと楽しめます。
▲全容。床と天井が黄色、壁が透明のアクリルとなっています。
▲入口。中にはベンチが設置されています。
▲中からの景色。カラフルな作品内から、外の日常風景を望めます。
C邸
C邸の内部は撮影禁止でした。
中では、木でできた花をゆっくりと楽しめます。
▲木の後ろがC邸です。外見は普通の民家という感じでした。
I邸
作品名「Self-loop」
広い庭に建っている家で、中には鏡があります
ある場所から鏡を覗くと、自分の後頭部が見えて、無限ループの中に立つことができます。
▲広い庭の中に建っているI邸。
▲別の角度から。庭には様々な植物が育っています。
▲鏡が設置されています。ある一点から鏡を覗くと、無限ループの始まりです。
石職人の家跡
作品名「太古の声を聴くように、昨日の声を聴く」
その名の通り家跡で建物はありません。
ですが、石の柱や瓦礫(石の素材?)は残っています。
また、周りは普通の民家で生活感が溢れる場所ということもあり、かつてはどのような人が暮らしていたのか思いを馳せたくなります。
家跡には特徴的な模様が描かれていて、模様の意味を考える楽しさもあります。
▲少し可愛いような怖いような生き物も描かれています。
▲石の柱にも模様が描かれています。
▲瓦礫。瓦礫にも小さい模様があります。
▲板のような石も置いてあります。
▲周りには普通の家が建っています。
石職人の家跡(小路)
作品名「sprouting01」
作品名は日本語で「発芽」です。
家の跡から飛び出し、海沿いの小路に発芽したということでしょうか。
▲家跡から離れた場所に模様が描かれています。
▲家跡の生物の子供?可愛らしい姿。
▲海スレスレまで模様が描かれています。
さいごに
犬島「家プロジェクト」はどの家も特徴的で、犬島の町並みも一緒に楽しめます。
休みの日にゆっくりと楽しんではいかがでしょうか。
他の犬島の写真は↓です。