ポケモン×工芸展 の写真 その7

ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ― の写真です。
絹、着物の写真を掲載します。

江戸小紋

細かい模様や小さな柄を染めた着物を表す小紋。
江戸小紋は特に緻密な模様や柄のものとなります。
遠目には単色に見えますが、近くで見ると模様が広がっています。

江戸小紋の着物と着尺

江戸小紋 着物「ゲンガー・ゴースト」

紺の着物が飾ってあります。。

近づいてみると…
小さなゴーストがいっぱい!模様の緻密さに驚きです。
でも、ゴーストは分かるのですが、ゲンガーはどこでしょう?
笑っている口かな?それとも、近くで見るとゴースト、遠くから見るとゲンガー??

江戸小紋 着尺「タマゲタケ・モロバレル」

タマゲタケとモロバレルの着尺です。
こちらも、遠くから見ると朱色の無地に見えますが、緻密な模様が入っています。
ドットが細かくて高解像度という感じ!

こちらは型紙。
この型紙で防染糊を絹に塗り込んで染色しない部分を作ることで模様を描きます。
このため、この型紙が細かければ細かいほど、緻密な染色ができます。
これって手で掘ってるんですよね?この型紙を作るのにどのくらいかかるんだろう…

江戸小紋 着尺「ガラルマッギョ」

ガラルマッギョの着尺はグレー。
こちらも同じように、近くで見ると模様が分かります。
こっちの模様も細かい!

こちらの壁紙も小さい点がいっぱいです。
やっぱりめちゃ細かい…

友禅

友禅は日本の伝統的な染色法です。
筆で色を入れていきますが、糊を使うことで隣の色同士がにじまないようにしています。

友禅訪問着「群」

友禅の着物。
全体的にきれいなピンクで、黄色の模様が入っています。

黄色の模様はメリープとモココ!
色鮮やかで、繊細に描かれています。
こんなきれいな色で染まるんだと見とれてしまいました。

群れから飛び出たモココ。表情もかわいい!

こんな着物を着たら気分も晴れやかだろうなぁ。
明治時代や大正時代にポケモンがあったら、こんな着物もいっぱい作られていたのでしょうね。
古い日本画や写真で着ている着物の柄がポケモンというのは見てみたい!
(当時のキャラクター柄なんかもあったのかな?)

みんな生き生きして色も優しい!
布にもこんな色が乗るんですね。
色もグラデーションになっているし、まるで紙に描いているようです。

友禅帯「閃光」

友禅の帯。
夜空をバックに可愛らしいメガデンリュウと雷が描かれています。

鮮やかできれいな黄色で染まっています。
これも単色ではなくグラデーションで美しい!
この帯で着物を着ると、背中からメガデンリュウの顔が覗くように巻けるのかな?

琉球藍型 琉球紅型 島ツナギ

藍型はその名の通り、琉球藍で染める染物です。
藍を育成・管理し、美しい藍色を生み出します。

紅型は多様な色で色鮮やかに染める染物となっています。

琉球藍型着物「島ツナギ」

藍色で落ち着いた島ツナギ。
ピカチュウ、ライチュウ、モクロー、ニャビー、アシマリ、オドリドリが藍色の濃淡で描かれています。

みんなで右上に飛び出して行くような様子は可愛らしい!
左から右に文字を読む文化(日本もですね)では、左は過去、右は未来をイメージします。
ポケモン達は全員右を向いていて、輝かしい未来に向かっているようです。明るくなりますね!

琉球紅型着物「島ツナギ」

藍型と同じ模様が、色鮮やかに、ポップな感じになりました。
また、ポケモン達の配置が斜めになっていますね。
うーん、藍型も紅型もどっちも良いなぁ!

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